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精華小劇場が3月末で閉館 大阪の小劇場演劇の拠点
2011年1月15日
大阪の小劇場演劇の拠点、精華小劇場(大阪市中央区難波)が3月末で閉館することになり、演劇関係者が14日、記者会見を開いて劇場を通じて培ってきた文化や交流の場が失われることに懸念を示した。
同劇場は旧精華小学校の体育館を大阪市が約1億8千万円かけて最大200席の劇場に改修し、2004年10月にオープンした。近鉄劇場、扇町ミュージアムスクエアなど民間の劇場が相次いで消える中、演劇人らが「大阪のど真ん中に劇場を」と重ねた運動が下地になった。市と地元住民、劇団代表者らで構成する活用実行委員会が運営する珍しい態勢で、関西内外の劇団を集めた精華演劇祭などを毎年主催してきた。
しかし、昨年12月の委員会の場で、市は11年3月での閉館を伝えた。土地の売却準備が理由だった。
「閉館後も精華演劇祭の成果を継承し、発展させていけるような舞台芸術振興事業を検討していきたい」とする市に対し、記者会見で大阪現代舞台芸術協会理事長で劇団太陽族代表の岩崎正裕さんは「公的な施策できちんと文化を根付かせてほしい」と注文した。(岩本哲生)
